社内のプログラムができる人にブログの構造を改良してもらって、ご機嫌なアルバトロ代表 猪飼です。 実は近日ブログの大改造を企画しているのですが、公式サイトもまだで、仕事も山積みでいつになるか予想もつかない状態です。 さて、脈絡は無いですが本日はかの有名なスペインのサグラダファミリアについてリサーチしたいと思います。

1.サグラダ・ファミリアの歴史

  もうとても有名なので、歴史はできるだけ簡略に説明をしようと思いましたが、社内に聞いたこと無い、知らない!と豪語するプログラマーが隣にいた為、わかりやすく説明させていただきます。

 サグラダ・ファミリアは聖家族協会という意味のカタルーニャ語で、建築のデザインは主にアントニ・ガウディが1883年から行いました(当初はフランシスコ・ビリャールが担当したが、意見対立により1年で解任)。 現在も工事は進行されていますが、今の技術を持ってしてもあと100年~200年かかるのではないかと言われています。 建設に時間のかかる主な原因は彫刻と特殊な構造です。 細長く高さのある特殊な構造をした巨大な塔や建物全体に細かい彫刻が施されている為、機械的な作業が非常に困難だと言われています。

 現在も着工している為非常に時間のかかる建物という印象が強いサグラダ・ファミリアですが、実はこの建築年数はそれほど特殊ではないそうです。サグラダ・ファミリアの着工年は1882年、完成があと200年後の2210年としても(最近の予測では完成は2256年前後ではないかと言われてるそうです)、建設期間は328年です。 しかしサグラダ・ファミリアのすぐ近くにあるカテドラル協会は400年以上かかっています。

 ちなみに予測とは別に、サグラダ・ファミリアには完成目標年があり、2026年を目標に建設中だそうです。 これはガウディの没後100周年にあたります。

(一部ウィキペディアより)

 

2.ガウディと失われたサグラダファミリアの構想

 現在建設中のサグラダ・ファミリアの図面は実はかなり昔に失われているそうです。 ガウディは元々製図をあまり描かない人物であった為、全体模型を制作して、その模型を参考にしながら着工していました。 元々ほとんど文字や図面が少ない建築家であるのに加え、ガウディの死後スペインの内戦により僅かな図面や模型も焼失してしまいました。

 既にガウディの構想した建築を再現することは不可能となり、建設続行するかの議論の末サグラダ・ファミリアは彼の弟子や現在の職人達の手に委ねられました。 ごく僅かに焼け残った単純なイラストを参考に、現在も建設は進められているそうです。

3.サグラダ・ファミリアの彫刻と形状

 サグラダ・ファミリアはふくまでも協会です。 彫刻は全てキリスト教のモチーフで覆われていて、イエスキリストの生誕や歴史、受難等が細かく刻まれています。 彫刻の内容としては、他の協会とそこまで変化はないと言えます。

 しかしその協会の形状は非常にユニークです。 元々天へ伸びるように、より天国へ近く、という概念がゴシック時代より始まり、協会の屋根は天へ天へと必要以上に高く伸びるようになりました。 しかしガウディの建築はただのゴシック的な思想だけではなく、どこか有機的な造形が特徴的です。

 彼の建築の多くは曲線が多く、今までの作品からも彼の建築デザインの独自性が伺えます。 また、今でもサグラダ・ファミリアが多くの有志により支えられている理由も、ガウディの建築の独自性に魅了された人が多い為だといえます。

 ガウディ自身は1本の塔が完成したところまでしか見れずに死んでしまいましたが、建築予定の塔は合計で18本になるそうです。 私達も建設完了したサグラダ・ファミリアが見ることができませんが、いつかニュースの特集でいよいよ建設完了です!というLive映像が世界で流れる状況が頭に浮かびます。

 どんな経緯であれ、多くの人間が強い意思で作り上げたものの完成というのはだれもが楽しみなものです。 その最たるものがサグラダ・ファミリアなのかもしれません。

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