忙しい中も、低価格、高品質を目指してがんばるデザイン事務所 アルバトロデザイン代表 猪飼です。 最近時間がなかなか作れず、ブログを人に頼む事により全体的に文調がバラつき、テキストがふざけ過ぎてきているのではないかと悩む所存ではあります。 さて、本日も大忙しの中なんとかブログだけはちゃんと更新したい! という一心でがんばって広告批評 of the worldをしてみたいと思います!

1.広告の世界その2

 以前の広告の記事から数日たちましたが、また気になる広告がいくつかでてきましたので、さっそく第二弾をお送りしたいと思います。 世界の広告は、写真から理解させるようなひねったものが多いですよね。 逆に日本の広告はもっと分かりやすく、文字が多いものが多いです。 それは、英語圏=「英語圏で生活しているけれど、難しい文章はパッと頭に入ってこない人が多い」という背景があるからだそうです。 日本は世界的に観るとドメスティックな国なので、日本語が問題なく喋れて、読める人がほとんどな為、文字が多く情報量が多い広告になりがちです。

 しかし日本の外国人の数は年々増えており、民主党の政策も手伝ってか今後はかなりの外国人が日本へ入国しやすくなります。 また、労働者の数の絶対値が足りない事もあり、外国人労働者の門は加速度的に開いていっているという現実を考えると、いよいよ日本、特に東京はロンドンやニューヨークのように国際都市へと突入していく気配は感じざる終えません。

 つまり、日本の都市の国際化=広告の欧米化が進むのでは!? という訳で、日本の広告もヴィジュアル先行の広告になりつつあるのかもしれませんね。

2.欧米型のドギツイ広告

 上記の通り、様々なバックグラウンドをもった人種が混在する国際国家の欧米では、ヴィジュアルが先行した広告の方が効果的であるという理由を述べました。 ではヴィジュアルが先行している広告がひしめく中でさらに目を引かせるには、どういう広告が有効かという事になります。 その1つが悪趣味な「どぎつい」広告となります。 これは観る人の気分を少し(場合によってはだいぶ)阻害しますが、効果は確かにある手法です。 今回は、そんな若干行き過ぎと、効果的の間ぐらいの広告を紹介してみます。

 タバコの禁煙剤の広告です。 Ready to quit? という文字と共に、広告枠からはみ出したおじさんが排気ガスを吹いています。 これはタバコやめたくなりますね・・・ なかなか思い切った広告で、夜なんかはちょっと怖そうですね。 

 

 商品とは全く関係ないシチュエーションの写真を利用して、目をひいておいて「ああ、そういう事か」とニヤリとさせるタイプの広告です。 Think big. But not too big. (大きくいけ。・・・デカすぎない程度に。)というテキスト事態もヒネってますね。 チョコレートミルクの広告です。

 

Its summer time in London. (只今、ロンドンではサマータイムです。)というコピーと共に強烈なロンドンの衛隊の写真が目を引くユーロスターの広告です。 これはロンドン=衛隊+サマータイム=散髪というキーワードをうまく紡いだ内容ですね。

 

喫煙による肺がんを中心とした病気の問題は、今や世界中の国家問題になりつつあります。 国が支給するがん患者への手当てが膨大な額になるからです。 欧米やタイ等では、国民にタバコを吸わせないことで国家予算を大幅に削るという目的で、禁煙を催促する公共広告をバンバン打っています。 こちらもその1つで、タバコで作った臓器を燃やすことで人体への悪影響を示唆しています。

 

こちらは、身体的な害よりも「楽しく、健康的な時間が失われます」というイメージですね。かわいらしい絵と灰のコントラストが効果的ですね。

 

こちらは、「どんな所でも瞑想できます」という写真が目を引く広告です。 「ん?なんの広告かな?」と思わせるのがうまいですね。 ちなみにこちらは耳栓の広告です。

オーガニック製品を売りにするBYO2(バイオ2)の広告です。 「オーガニックさ」という曖昧な感覚を写真で示した広告となっています。色合いがおもしろいですね。

 

「おや?」と思わせる系の広告で、自転車のロックの広告です。 「誰にも持っていかせません。」というイメージが伝わってくる広告ですね。自転車以外をグレートーンにすることで、自転車の存在感と商品であるロックの色のコントラストを強調しています。

 

AN UNWASHED VEGETABLE CAN BECOME A DEADLY WEAPON (洗っていない野菜は、致死兵器にすらなります)という広告です。 つまりは、「野菜は農薬がついています、料理の前によく洗いましょう!」というメッセージです。

 

 

こちらは抗菌ウェットティッシュの広告です。 いかに綺麗に拭いていない手が汚いかという事を表しています。 ちょっと観ているだけで気持ち悪くなりますが、それが狙いなんでしょうね。

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