最近は春を感じさせる気候でなんだかワクワクしているインターン松田です。 春といえば桜、私はお花見シーズンになって公園や街が満開の桜に埋もれていく頃が大好きで今から待ち切れません。 春は四季の中でも一番カラフルで、強いメッセージ性を持っているシーズンだと思います。色んな花が咲いたり、植物が芽を出したり、生命を感じる季節でもあります。 今日紹介するアーティストは、春のようにカラフルですが、少し過激でメッセージ性の強い作品を次々と作り上げているベン・フロストです。

I smelled spring in the air the other day. My favorite season is finally almost here. Spring makes me happy. I can’t wait for the park by my house to be full of blooming cherry blossoms. It is absolutely breathtaking to see a park full of blooming cherry blossoms. I always think of spring as the most colorful season and have the strongest message of the year because all kinds of plants and flowers bloom during the season and mainly because of the faces of people. It almost feels like to me, all the blooming plants and flowers reflect on people’s faces so they seem more vivid and happy especially after overcoming a long cold weathers.
Speaking of being colorful, Ben Frost, one of my many favorite artists, paints like spring, he has a strong message to his paintings and they are very colorful.

1. About Ben Frost  ベン・フロスト

About Ben Frost

He was born 1975 in Brisbane, Australia. He currently lives and has his own gallery and office in Sidney. He is well known for his controversial pop art paintings that are complex mash-ups of popular culture that critique the media and advertising obsessed society.
The title ‘Ben Frost is Dead’ comes from his infamous 2000 solo exhibition of the same name which he faked his own death. Invitations were made in the form of a newspaper funeral notice and distributed nation-wide. The art world labeled him sick because they believed his demise. His painting “ White Children playing” was considered too controversial for its graphic depiction of children using drugs.
When I went to Brooklyn, New York to see his exhibition, the gallery was strictly for 18 and over. All his paintings are “cute” and “fun” in the way but they could also be “violent” and “loud” in a way.

ベン・フロストとは

ベン・フロストはオーストラリア出身で現在シドニーに拠点を置くポップアーティストです。世間のメディアや広告物に対する強い執着心、そしてそうした風潮への反感から彼のペイントスタイルが生まれました。作品のほとんどをシルバースクリーンで描いているペイント系のアーティストなのですが、2000年の単独での個展、”Ben Frost is Dead” (ベンフロストは死亡した)を開いた所、新聞の葬式欄に告知掲載したのでアート業界やメディアから本当に死亡したと思われ、ベン・フロストのジョークは最低だというレッテルがアート界から貼られてしまいました。彼の作品は論議を呼ぶようなものが実に多く、私がニューヨークのブルックリンまで彼の個展を観に行った時も厳しく年齢制限がされていてびっくりした記憶があります。可愛くもあり、ちょっとバイオレンスな彼の作品は当時の私にとって非常に力強いものを感じさせました。


‘Trapped in The Center of The Universe’ painting by Ben Frost

2, “What did Hello Kitty do to you?”-Interview with Ben Frost- フロスト氏とのインタビュー

I found this web article that has an interview with Ben Frost. Because he uses Hello Kitty quite often in his paintings, the interview was about “What did Hello Kitty ever do to you?” I thought it was really interesting. I put the link to the page so you can read the article if you want to. I’ll translate some parts in Japanese just so you get the idea.
http://www.juxtapoz.com/Features/what-did-hello-kitty-ever-do-to-you

キティーちゃんが一体貴方に何をした!?(ベン・フロストのインタビューより)

彼の作品には版権キャラクターがたくさん出てきます。その中でもキティちゃんが特に印象的です。キティーちゃんがショットガンを持っていたり、血が流れていたりと、なんともいわゆるキャンラクターのイメージとかけ離れたキティちゃんがよく作品内に登場してきます。そこで見つけたのが、Juxtapozのサイト。”http://www.juxtapoz.com/Features/what-did-hello-kitty-ever-do-to-you”
です。 ここではヘレン・ソテリオとい人がベンに、何故イメージと違うキティちゃんを作品にしているのかをインタビューしています。
「何故サンリオやディズニーのキャラクターを作品に入れているのか、そこにどんなメッセージを込めているのか」 というヘレンの質問にベン・フロストは、「これらのキャラクターはいつも明るくハッピーだ。でも1度テレビを消してしまえば、そのキャラクターが何をしているか分からない。結局背景にはお金が回っていて意外とグロい事が起きているはずだ。それで僕は考えたんだ、これらのキャラクターが仕事を終えた後何をしてるかなと。もしかしたらヘローキティーはポルノ依存症かもしれないし、グーフィーとプルートはお互い激しいセックスが好きで性行為をしているかもしれない。でも子供達の前に現れる時には、仕事の責任上真面目面をしているだけなのかもしれない。という事を考えて僕の作品になっていってるんだ」 とかなり過激なコメントを返しています。ほかにもインタビューアーに対して赤裸々に色々な事を答えているので、気になる方は上記のヘレンのサイトをチェックしてみてください。

3, His provocative ideas   強すぎるメッセージ性

A PAINTING of two children preparing to shoot up displayed in a shop window in Fortitude Valley has sparked a public debate, amid calls for customers to boycott the boutique.
The painting has been hanging in the front window of Ultra Suite, on Ann St, since Friday.
Drug Arm, a drug awareness, rehabilitation and management organisation, and passers-by have requested it be removed, but the boutique owner has yet to make a decision.
“Is the retailer condoning illicit drug use, or accepting this behaviour? Perhaps such a controversial piece would be better suited to a private gallery,” Drug Arm executive director Dennis Young said.
He called for customers to boycott the shop until it was removed. But Ultra Suite owner Mykl Notman, who has owned the artwork White children playing in the late 1900s, by ex-Brisbane artist Ben Frost, for more than a decade, said the painting was a comment piece and did not glamorise or condone drugs.
“If this painting is evoking a conversation about a terrible problem in our community and society, it is probably doing its job,” he said.
Reactions from people walking past Ultra Suite this morning were mixed.

彼の作品は反感を買ったり、本人の意図とは違う取られ方をされたりする場合が多くあるようです。こちらのYoutubeでは多くの人がベン・フロストの子供2人がドラッグを使っている画を批判しています。ベン・フロストはこれはドラッグ反対のために書いたものだ、と解説していますが、世間にはそうは思われていないようです。

私もこれだけ奇抜な作品だと反感や異論が出てくるのも仕方はないと思います。 それでも私は彼の作品を観て、同感出来る部分も多いし、やはりこれだけの強烈なメッセージ性を持って作品を作れる姿勢は尊敬してしまいます。

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