季節の変化になかなか慣れないアルバトロデザイン代表 猪飼です。 本日は昼に時間を作って母親とレンピッカ展をようやく観にいき、コピーではなく実物の絵には力があるなぁと感銘を受けてきました。 昔い巨匠の作品を観ると、逆に最新のアーティストやデザイナーが気になってきたので色々見ていたところ、とても夏らしいさわやかなデザインをするルーマニアの若手グラフィックデザイナーを見つけました。 という訳で、レンピッカとは女性クリエイターであるという部分しか一致していませんが、本日は最新の若手女性グラフィックデザイナーNona Inescuの作品を紹介いたします。
1.Nona Inescuについて
このデザイナーは、ネットを巡回中にたまたまみつけたもので、実は詳しいことは分からないのですがどうやらルーマニアのブカレスト(Bucharest ルーマニアの首都)出身で、イラストやグラフィックデザインをメインに作品を制作している女性クリエイターです。 多くの作品を制作していて、イラストやグラフィック作品がメインですが、アパレル作品やコラージュ写真など様々な手法で作品を制作しています。
2010以降にはアパレル作品なども掲載し、現在も活動の幅を広げています。
2.Nona Inescuの作品考察
ルーマニアのデザイナーNona Inescuの作品は、2009年に完成されたthe grey seriesというコラージュをメインとしたプロジェクト、同年2009年にRetrospectiveというレトロ広告をテーマにしたプロジェクト、Introspective という幾何学的な形を多用した、バウハウスのようなデザインのグラフィックの3つのプロジェクトに別けられています。
全体的に淡い色で、レトロなレイアウトを踏襲しつつもどこか新しく、今を感じる作品を制作しています。
3.Nona Inescu “Introspective “
Introspective(内向的な)と題されたプロジェクトは、古い写真を素材としてコラージュしつつも新しいレイアウトや斬新なグラフィック配置によってとても綺麗に整った印象を受けます。 ダイアグラムや、古いイラストを配することでグラフィック全体に彼女独特のディテール感を持たせ、空間を綺麗に空けることでただ古臭いだけでなく、クリーンで完成度の高いイメージを表現しています。
4.Nona Inescu “Retrospective “
Retrospective(懐古的な)と題されたプロジェクトでは、コラージュ、レイアウト、グラフィックイメージを統一してレトロなインダストリアル的感覚を表現しています。 1920年代に活躍したオランダのグラフィックデザイナーPaul Schuitemaを髣髴とさせる赤を大々的に使ったレイアウトが特徴ですが、独特なバランス感覚で現代のスタイリッシュな感覚も共存した作品となっています。
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