はじめまして。湿気の多いこの時期は、いつもおしゃれパーマに憧れてしまう天然パーマの長島です。現在、アルバトロデザインでインターンをさせて頂いてます。よろしくお願いします。

今回ご紹介するのは、「Obey(オーベイ)」です。 Obeyとは、グラフィティ・ストリートデザイナー「shepard Fairey(シェパード・フェアリー)」の活動名です。 基本的に作品はObeyとして発表しています。 タイトルに掲載した白黒の顔の画像は、「Obey Giant (オーベイ・ジャイアント)」のアイコンで、この顔は、フランス人プロレスラー「アンドレ・ザ・ジャイアント」がモデルとなっているそうです。こうした顔のシルエットなどで日本でも有名なObeyについて記事を書いていきたいと思います。

1.Obey(Shepard Fairey)とは

アメリカの名門美術学校である、ロードアイランドデザイン学校(RISD)の生徒だったシェパード・フェアリーがObeyとして活動を始めたのは、在学中の1989年のことです。 彼はまず「Obey Giant」のアイコンをステッカーにしてストリートにばらまきました。当時のアメリカは、スプレー缶によるレターグラフィティが主流でしたので、プリントされたポスターやステッカーの可能性を誰よりも早く見抜いたことで注目を集めます。 1993年からは、シルクスクリーンでポスターの制作を開始し、後のグラフィティ界に大きな影響を与えていきます。アートにおける彼の影響は、ロンドンを中心に世界中のストリートを舞台に作品を制作しているアートテロリスト、「Banksy(バンクシー)」 と並び、世界トップクラスと言われています。

2. 作品から世の中へのメッセージ

Obeyの作品のテーマの一つは、世の中の陰の部分にあります。 例えば、イラク戦争、思想無き消費者達、企業の無差別的な行動、ロンドン市内の監視カメラまでと様々です。 現状に自由と平和を感じている反面、個人のプライバシーは無くなり、決められたシステムの中で生活している人が多い中、彼はそこに疑問を持ち、作品にすることで反発を示してきました。 特に有名なのが、イラク戦争前から掲げている「アンチ・ブッシュ」の全米でのキャンペーンです。 オバマ大統領のプロモーションポスターを手がけたことで、グラフィティアートファンから一般市民までと幅広く認知され、世界で最も有名なグラフィティアーティストとなりました。

3. アートの進化

Obeyが掲げるテーマの1つとして、アートの進化があります。 Obeyはアートの進化とは「刺激的で新しいこと」と考え、例えこれまでと同じスタイルを持っていても、内容やコンセプトが新しくあれば、それはアートを進化させていると言えます。 周りの人間の真似をして、それを繰り返しているだけでは進化したことにはなっていない。 最終的には自分だけの独自スタイルを見つけて作品を作り上げて、はじめて進化したと言っていいだろうと彼は考えています。

4.まとめ

今回ご紹介しましたObeyの作品は、いかがでしたでしょうか。 人が目を背けたくなる世の中の陰の部分に向き合い、それを作品として世界に示し、常に進化しようとするObeyの姿は、私自身編集していてとても刺激を受けました。皆様にも、このブログを読んだことで何かの刺激や影響を受けて頂けたのなら大変嬉しいです。

Obeyの作品は、作品集としてネットなどで販売されていますので、ぜひ見て頂けたらと思います。

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