こんばんわ、過去に三度も登山中に遭難した事のあるアルバトロ代表、猪飼です。 遭難したり、完全に道に迷ったときにはじめて地図の本当のありがたみを感じます。 子供の頃私はそんなに地図をみてどこかにいくタイプではなかったのですが、母親が地図が大好きでいつもどこかに行くと地図を広げて場所を確認したりしているのを観てきました。 最近はバイクで移動が多いので、遠くに行くときは地図を持ち歩くようにしています。 地図のデザインというのは実用性、機能性が強く出るので、実は大好きなジャンルでもあります。 いかにわかりやすく、視覚的にまとまっているかを観るだけでもたのしいものです。 本日は世界の地図デザインを特集したいと思います。

1.地図デザインの種類
  地図は昔から人間が文明と共に必ず作られてきた、人間にとっての最も身近なグラフィックといえます。 狩のできる場所を示したり、危険な地域や植物の採取できる場所を示したものが地図の原型だといいます。 子供の頃に、宝の隠し場所や秘密の基地を地図で描くととてもワクワクしたものです。 そんな地図にも、いくつか種類があります。 上記で示したように、生態や地域性を描いたものから最近では最も身近な、道路や建物を主眼に描いた物、また購入者が自分で情報を描き込める白地図もありますね。 さらに、地図は印刷物だけとは限りません。 立体地図や、3D地図、さらに細かく表現された模型地図、また近日はネット上で閲覧できるGoogleMapのようなWeb地図なんてものもあります。 さらに、地図は地球だけのものではありません。月や火星、太陽の地図や銀河系、さらには宇宙の地図まで存在します。 また、宗教的な位置づけを示した地図も多く存在します。

予言の時、宗教的聖地を示した地図  

 

昔に描かれた火星の地図

 

コンピュータゲーム上の位置を示した地図

 

2.世界地図デザインの個性
  地域によって絵や食器等に特性があるように、地図も時代や地域によってかなり個性がでます。 それは情報が統一化された現在でも言える事です。 道路の形状に主眼を置くのか、近隣のお店に主眼を置くのかによっても変わってきます。 また、そんな地図界のワールドカップが世界地図です。 これは様々な人が様々な地域が描いているのに、描いているものは同じであるという点でコンペティションのようで実に興味深いです。 これも時代によってかなり個性が変わっていくものなので、地域によって時代別に見比べるのも少しマニアックですが、地図の楽しみ方の1つですね。

1793年にロンドンで出版されたアイルランドの地図 Robert Dighton氏によるデザイン

 

1915年に描かれたヨーロッパの政治背景入りの地図

 

中国語による世界地図 インドが象になっていたり、日本にサムライがいたりと、なかなか凝った作り


3.地図デザインの今、グラフィックデザインやダイアグラムとしての地図

  現在、衛星によって世界の地図は完全に把握されている状態です。 地図には著作権が発生しますが、地図の情報というのはインターネットで全く正確なものが世界中細かく見れてしまいます。 それでも、地図の「情報」は発展しつくしても、地図の「見せ方」はデザインとして永遠に増えていくものです。 そんな最近のグラフィカルに表現された地図をいくつかご紹介します。

各国の個性まで描かれたスイスのヨーロッパ地図

パリの地下鉄マップを示したグラフィックマップデザイン

 

北極の温度を示したグラフィカルな地図デザイン

 

 アメリカの電気消費をグラフィックで示したデータ

 

 アメリカの電気消費をグラフィックで示したデータ

Related Post 関連記事
世界の優れたダイアグラム・デザイン最前線! 「ダイアグラム」という言葉には通常2つの意味がある。 (広義)視覚情報の表現手段を表す集合名詞。「イラストレーション」のような代表用語として用いられ、グラフやテーブルを含む...