あまりの暑さから朝のジョギングから水泳に切り替えたアルバトロデザイン代表 猪飼です。 デザイン業は自主的に動かないと極度の運動不足になりがちなので、計画的に動かなくてはと思うのですが入校や納品が重なったりと、なかなか難しいですね。 さて本日は昭和のCMについてです。 経済的にも豊かで、需要のマルチ化が進む以前の昭和の日本のCMにはとてもパワーがありました。 国民のほとんどがテレビを愛し、テレビ側もマニュアル無しの手探りで国民の期待にこたえられるものを探していたからだと思います。 いわばテレビの黄金期だったのではないでしょうか。 現在は需要がマルチ化し、インターネットやケーブルテレビなど自分に合ったものを選ぶ時代になりましたが、まだテレビが日本の真の主役だった時代の昭和を中心にした昔のCMについてです。

1.昭和のCMの魅力

以前まだこのブログが始まりたての頃、「懐かしく、心にじわじわ沁みる少し昔の感動CM」という昭和から平成初期の感動CMの記事を書きました。 その記事では「感動できる」ということを中心にCMを集めていたのですが、今回は「昭和のパワフルなCM」というカテゴライズで色々な種類のCMを紹介したいと思います。

昭和という時代はラジオから白黒テレビが普及し、日本に広まった時代でもあります。 全国に放送される動く映像に人々の関心が集中した時代でした。 さらにその後TVがカラー放送され、テレビ普及率も上がり、いよいよテレビがエンターテイメント、ニュース、そして広告の中心となりました。
全国に広告したい場合はテレビCMを、テレビでのCMこそが広告の極みと言えました。

現在でもテレビの占めるシェアが高いのは事実です。 しかし、ケーブルテレビ等による番組の細分化、そしてインターネットの普及によってテレビ番組1つに掛かるシェアは年々減り続け、なによりも広告主があまりテレビCMにお金をかけなくなってきました。 結果テレビCM制作にかかる期待と予算は年々削られていきました。

昭和のCMには現在には無い「実験性」、そして「人々の期待」があり、非常に濃いCM作品が多く誕生しました。

2.昭和のオープニング キャッチ

純粋なCMでは無いのですが、企業のオープニングキャッチです。 ロート製薬はいかに同じ構図でバリエーションを変えてきたのかがわかります。(新しくなるにつれ「盛り上げよう」という感じが頂点に達していきます。)

ロート製薬 歴代オープニングキャッチ

東芝 Toshiba song 1970s

明るいナショナル 1980

2.昭和のCM 印象派

実に強烈で印象的な昭和のCMを勝手に昭和CM印象派と名づけ、まとめてみました。 なぜかどうにも目や耳に残るものが多いのはそれぞれの独特な雰囲気のせいだと思います。 昔のTVは映像にどこか影があり、暗闇でみるといつもハラハラしたものです。

ねるねるねるね CM

ISUZU GEMINI all CF いすゞ ジェミニ CMまとめ

Jリーグカレー

ハトヤホテル歴代CM集

3.シュール部門 昭和のCM

この時代のCMにはルールが無かったため、時としてかなり実験的かつ自由な映像が次々と作られました。 この独自性は日本のシュルレアリスム、アートフィルムとも言える内容のものも多く、必見です。 エコーをかけるのが当時の流行だったのも不思議な雰囲気を助長しています。

はぎや整形CM

パルナス CM

千日前味園5連発

4.アート編 昭和のCM

シュールというよりも完全にスピリチュアルな世界に傾倒し、もはやアートのような個性的なCMです。

大分むぎ焼酎二階堂 コマーシャル集

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