Nujabes 日本が誇るJazzy Hiphopトラックメイカー瀬場潤の急逝




  仕事が貯まると不眠症になってしまうアルバトロデザイン代表 猪飼です。 ここデザインブログ「バードヤード」では、時期ものや、音楽記事はきりがなくなってしまうのであまりやらないつもりでしたが、本日は代表権限で度外視させていただきます。 このブログを運営しているデザイン事務所「アルバトロデザイン」では大抵業務電話以外の時間は常に音楽をかけています。 内容はリクエストが無い限り、私猪飼の独断によるもので、ポップスからクラシック、昭和歌謡、ロック、ソウル、エレクトロニカ等などと完全にノージャンル主義を貫いていたのですが、本日のNujabesも例外ではありませんでした。 ご冥福をお祈りすると共に、彼自身の作品や人柄をご紹介したいと思います。

1.Nujabesこと瀬場潤氏の急逝

いきなりですが、先日友達から突然Nujabes氏が亡くなった!! との旨の連絡があり、まさか・・・とは思ったのですが、やはり事実でした。 2月26日深夜の事で、死因は交通事故だそうです。 東京都港区での出来事で、36歳の誕生日を迎えたばかりの急逝だったそうです。 リリースした作品や、トラック提供しているアーティストも次第に有名になり、自身の主催するhydeout productionsも波に乗ってきた一番いい時期だけにとても残念です。  現在、NujabesのMy Spaceや公式サイトには世界中のアーティストやファンから追悼のメッセージが送られています。

現在亡くなる前に作り残していた作品がいくつか存在するようで、hydeout productions仲間達の手によってリリースされる予定です。

Nujabes x Clambon – Imaginary Folklore

2.Nujabesについて

Nujabesこと瀬場潤(せば・じゅん)は、日本のヒップホップ・トラックメイカー(サンプルミュージシャン)で、ローマ字の本人の名前Sebajunを逆読みしたNujabesという名前をアーティストネームとしています。 日本のヒップホップというとまだまだ荒削りなイメージをもたれている方もいるかと思いますが、Nujabesの楽曲の国際的は非常に高く、それを象徴しているのがコムデギャルソンの2004-2005秋冬パリコレでミュージック・ディレクターとして起用された事です。 日本を代表するファッションブランド、コムデギャルソンのミュージック・ディレクターをパリコレで勤めたことにより、Nujabesの音楽は世界的に注目を浴びました。

ちなみに04-05秋冬コムデギャルソンでのプレイリストは下記の通り
’04-’05AW Theme:“Orthodox Suits”
1・Nujabes“Summer Gypsy”
2.Nujabes“F.I.L.0.”
3・Nujabes“Lady Brown”
4.Nujabes“Kumomi”
5・Nujabes“Blessing it,
6・NuJabes“Horn ln The Middle”
7・Nujabes“Think Different”
8・Nujabes“A Day By Atmosphere Supreme”

その後は、日本のアニメ「サムライ・チャンプルー」にも楽曲提供するなど、音楽シーン以外にも活動の幅を広げ、日本のヒップホップのイメージだけでなく、クオリティー事態も変革していったミュージシャンの1人だといえます。 また、このアニメのサウンドトラックはヒップホップファンのみならず、アニメファンからも強い支持を受け、日本のアニメファンとヒップホップファンの奇跡のシェア融合というのも話題を呼びました。

Nujabes本人は流動的な音楽シーンを嫌い、まだ歴史の浅いヒップホップという音楽においても、長く残る作品をいつも念頭にトラックを制作していたそうです。 また、同じような理由でマスコミや、ミーハー的な意見を嫌い、人気とは裏腹にNujabes本人が大々的にメディアに登場することはありませんでした。

3.Nujabes、Hydeout Productionsのアートワーク

また、NujabesやHydeoutのアートワークを勤めている藤田二郎の絵も特徴的です。 繊細で、大人な曲のイメージをうまく表しているアルバムアートを提供していました。 藤田二郎はデザイナーとして、アルバムアートだけでなくロゴや広告、アートディレクターとしても活躍中です。

3.Nujabesの音楽

Nujabesの作り出した音楽は、ジャンルでいえばヒップホップとなり、さらに細かい最近のジャンル区分では「ジャジー・ヒップホップ」というジャンルに属しています。 しかし、主流のヒップホップとはかなりイメージが異なり、トラックのリピートによって音楽を作り出すという曲の構造自体はヒップホップですが、元ネタの曲はクラシックやピアノジャズ、古いソウルなど落ち着いたものが多く、落ち着いた大人の曲というイメージです。

ミュージシャンとの友好も広く、全く異なるジャンルであるクラムボンの楽曲をリミックスしたりと、新しい日本のヒップホップの形を作り上げる事に多大な貢献をしました。

また、ラップが入った曲がアルバムを通してかなり少ないのも特徴です。 インストゥルメンタル中心でも飽きさせない曲の完成度は、残念ながらNujabes不在の日本に肩を並べるアーティストは現在ほとんどいないとすら言えるのではないでしょうか。

今回のNujabesの急逝はとても残念ですが、これを機に彼の音楽に触れる人がさらに増え、そしてNujabes本人が願っていたように永久に聴かれる音楽になればと願います。

Nujabes – Reflection eternal
飽きる事無く反復されるピアノとドラムが美しい一曲

Nujabes – Kumomi
ピアノと、ドラム、シンセが歪みながら綺麗にリピートされるとてもNujabesらしい、曲です

Nujabes – World’s end Rhapsody
流れるようなPianoとQuadraphonicsのSoul曲をMix

Nujabes – Lady Brown (ft. Cise Starr)
Cise Starrのラップが乗った楽曲









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1 Comment

  1. merci.xxxxxxx

    De la soul を見ていてLady brown に出会って、とても、感動しているのです。
    いつまでも、大切なです。ありがとうございます。ご冥福をお祈りします。

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