なんとか仕事の峠を越えた感のあるアルバトロデザイン代表 猪飼です。 寝不足で食事をとる時間も惜しいところでした。なかなかブログが毎日更新できずに大変申し訳ございません。 ここはひとつライフスタイルに革命をおこし、「生活で無駄な時間をすこしでも短縮しよう計画」を発動しよう! と思いました。そこでまず、ドライヤーの交換が具体案の1つとしてあります。 散髪の時間がなく、若干伸び気味の髪を乾かす時間が毎日もったいない! ということで自宅のドライヤーを買い換えたいのです。 乾かす時間が短縮され、なんかこう、素敵なデザインで生活が楽しくなるような、そんな素敵なパートナー(ドライヤー)を探してみたいと思います。

1.デザイン家電への思い

私の趣味の1つにデザイン文房具を探すことがあります。 学生の頃、何度文具をデザインで選び、失敗したことでしょうか。 いや、失敗したのではなく、デザインに魅かれて買ったものの、使わなかったというか・・・ でも、デザイン文具だから実用性が低いということはないですよね。 若者心に、デザインが素晴らしい物は、持っているだけでなんとなく生活に彩りを与えてくれる気がしたのです。

そんな学生時代が過ぎ、一人暮らしをして、大人になった今、とっても気になるのがデザイン家電です。 職業柄か、なにかを買うときは値段よりも見た目を重視してしまいがち(勿論、機能はそれなりにチェックしますが・・・)です。 文房具もそうですが、デザイン家電は他の同スペックの家電よりもすこし高い事が多いです。 そして、セールがされにくいです。 そしてそして、デザインで選ぶとなると世界中の家電からリサーチするので、品薄の物が多いです。 ではなぜ人(私)はデザイン家電やデザイン文具を求めるのでしょうか・・・
それは、上で述べた「なんとなく彩りを与えてくれる」からだと思います。 音楽と同じで、なくても生活は困らないけど、あれば楽しく過ごせる、という感覚に似ている気もします。 そしてなにより、選ぶ時間が楽しいからです。 あそこの製品はかっこいいけど、欲しい色がない・・・あそこのは形がいいけど質感が・・・あれは機能が・・・あれは値段が・・・在庫が・・・と、リサーチしている時間と、実際に部屋にしっくりはまったときのヤッター!感がたまらない訳です。 ちょっと子供じみてますが、ポンってなにかを買うより、楽しめるし、物も愛着がわくから良しとしましょう!

 

2.デザイン家電のおもしろい現状

実は年々、デザイン家電(デザイン重視の世界の家電と定義した場合)は確実に増えています。 家電というフィールド上、ロットを極端には減らせない為、一度出た型は会社が倒産したとしてもそれなりにロングランしますし、いいデザインの家電は世界的に売れるので人気家電ブランドからは毎年色々なモデルがでます。

ここで面白いのは、デザイン家電畑には過疎地と激戦地があるということです。 以前紹介しました、デザイン加湿器は最近熱くなってきている前線激戦区です。 他にも激戦区をあげると、マウスや、携帯、扇風機やヒーター、電卓辺りは常に熱い戦いを繰り広げています。 逆に、安定している分野だと掃除機や、ケトル、炊飯ジャー、冷蔵庫あたりでしょうか。

さて、激戦区と安定地区があると同時にできてしまうのが過疎地です。 今回のドライヤーは、ある意味デザイン過疎地側ぎみといえます。 さらに個人的にいつも思う最大のデザイン過疎地が、テレビです。どうしてあんなに似たり寄ったりで、いいデザインのものを出さないのでしょうか・・・ せめて、シルバーやブラックのピカピカのプラスチックではない素材で作ってみて欲しいです。 ウッドや、マットのプラスチック、すこしレトロな形とか色などもっとバラエティーがあると面白いのですが!

3.デザインドライヤーのチェックポイント : ワット数、 マイナスイオン効果、 業務用

まず一番の確認ポイントは、W(ワット数)ですよね。 外国のドライヤーはすごく風が強くて気持ちいいのに、家のドライヤーはどうもパワーが足りない・・・ と思っていたのですが、それは電圧の違いです。 ヨーロッパの電圧は220-230Vに対し、日本は110Vです。 では日本でパワーの強いドライヤーを使うにはどうすればいいのでしょうか。 そこで気にするのがWワットです。

日本の家庭用ドライヤーのワット数は年と共に上がっています。 古いドライヤーだと、最小で100Wから600Wぐらいで、強くても1000Wです。 最近のドライヤーは通常時が600W~1000Wで、ターボ時は1200Wが主流となってきています。 一応1500Wの製品も存在しますが、15アンペア流れてしまう為日本の家庭ではすこし危険です。 ブレーカーが落ちやすいだけでなく、ブレーカーからコンセントまでをつなげているFケーブルと呼ばれている1.5mmのケーブルは、15アンペア流れてしまうとかなり発熱してしまうそうです。

では1200Wならパワフルなのか?というと、それはまた物により、消費消費が少なくても威力が強かったり、逆に消費電力だけ強くて風力弱いものもあるので注意が必要です。

次は最近よく耳にするマイナスイオン効果についてです。 どこまでマイナスイオン効果というものが髪にいいのかは分かりませんが、一応一分間にいくつの粒子が生成されるか、という数字が指標としてあるみたいです。 また、しっかりとマイナスイオンを生成する装置が内臓されているドライヤーは、その装置の為大きくて、重たいのが特徴だそうです。 ある程度大きく、重たいものを選ぶのがいいドライヤーを選ぶコツとも言われています。

最後に、家庭用と業務用の違いについてです。 家庭用=「使用頻度が少なく、家庭の電力で問題なく動くもの」を目的に作られており、業務用は「使用頻度が多く、大量の電気消費も問題のない場所でつかえるもの」という前提があります。しかし業務用のドライヤーには目的がそれぞれあり、髪の質を最優先させる美容室向けのものなのか、舞台裏で急いで髪型を整えるメイクさん向けのものなのかでかなりドライヤーも変わるそうです。 メイク用ドライヤーのなかには、数秒でロングヘアーを乾かすすごい力があるものの、使い方を間違えると髪が燃えるぐらいパワフルなものまであるそうです!

説明が長引きました・・・では、肝心のデザイン比較をしてみましょう!

無印良品のマイナスイオンヘアドライヤー 型番:HD-MJ41 / 税込 2,900円

さすが無印、いい形してます。 2007年にグッドデザイン賞を受賞しています。 残念なのは、色が白しかない事です。 これでライムグリーンや、赤とかあればすごくかわいいのですね!

無印良品のマイナスイオン大風量ヘアドライヤー 型番:MD-18 / 税込 4,900円

折りたたんで自立もするすこし大型のドライヤーです。 両手で髪を乾かすことも可能です。 こういう、生活にしっくりなじむデザインはさすが無印ですね。

amadanaのヘアドライヤー 型番:YD-126 / 税込 12,600円

牛革のコルセットまでオプションで(別売3,675円)用意されているamadanaのドライヤーです。 さすが人気の国産デザイン家電ブランド、かっこいいデザインです。 本体の色はホワイト、ブラック、 ホワイトゴールドの三色です。 個人的にはホワイトゴールド+ダークブラウンのレザーコルセットの組み合わせが好きです。

Solisのヘアドライヤー 型番:Solis 315 / 実売価格 1万円前後

スイス生まれのの業務用ドライヤー、Solis (ソリス)です。 10個ぐらいのモデルに分かれていて、1500Wから350Wまでと、幅広く作られています。 今回紹介している赤やブラウンがかわいいベーシックモデルの#315はMAX1400W、ローパワーで700Wのモデルです。 ボタンの配置がとてもスイスらしくてかわいらしいですね。 日本ではネットか、業務用の販売店でしか手に入りません。

Nobbyのヘアドライヤー 型番:NB3000 / 実売価格 1万円前後

日本生まれのの業務用ドライヤー、Nobby (ノビー)です。 東京電販という会社が1965年に創立されて以来、日本の業務用ドライヤーを支えてきた影なる定番ドライヤーです。 昔はかなりかわいいレトロデザインを出していたのですが、最近はこのNB3000というモデル以外はかなり今っぽいデザインになってしまいました。 日本の美容室に最も普及している信頼と歴史のドライヤーです。

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