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昨日に引き続き身近にある、しかも馴染みのあるアートということでちょっと変わった公園の遊具をご紹介したいと思います。


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1.遊具とは
   遊具は、公園や学校施設(保育園・幼稚園・小学校など)にある遊び場等に設置されている公共性の高い物や、複数の利用者が共有する形で利用されるものが大半を占めます。また利用方法に関しても、体全体を用いて使用する物を指し、所定の動作によってのみ利用される玩具とは異なる傾向も見受けられます。

公園に設置する際、市町村の公園条例によっては、何種類かを必ず置くよう義務付けられていることがあるようです。日本においてこれは、国土交通省など公園に関係する官公庁の国庫補助をうける際の規定によります。こうした規定から砂場、プランコ、滑り台などが遊具の基本3種といわれるが、最近ではより活動的で魅力的な遊具が開発されているみたいです。 遊び方が道具の側によって決定されるいわゆる玩具とは違い、これら遊具では一定の使い方は存在するものの、遊ぶ側が主体となって、様々な利用方法が存在します。

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2.教育と遊具
 幼児や児童の場合、体を動かす事で運動機能を向上させ、心身ともに健全に育つ事が期待されるが、遊具ではその子供らに遊びを通して運動する場を提供する事で、育成に効果があると考えられているようです。このため遊具は子供の関心を引くように設計されていて、また子供達にしても遊具で遊ぶ事を好みます。

3.遊具の安全性
  その一方で運動には怪我が付き物となるため、遊具の設計には安全性への配慮が施されている事が多いようです。とはいえ遊びに夢中になる子供は、往々にして想像だにしない利用方法を考案し、設計者の意図を越えて利用して負傷することも珍しくは無く、一方では安全と維持管理の不十分が原因で事故なども発生しています。
このため問題が発見された遊具が、設置された後から回収される事例も多く発生しています。

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5.全国に存在するタコ滑り台
   昭和40年代あたりから量産されはじめたコンクリート製(人研ぎ、=人造石研ぎ出し仕上げ)の滑り台です。塗装、形状などは、所在地によって微妙にローカライズされており、その傾向は年を経て改修が行われる度に大きくなっているので、同じものは一点も無いと言っても過言ではないと思います。正式な製品名を「タコの山」というそうですが、「タコ山」「タコ滑り台」「タコスライダー」など様々な呼ばれ方をされています。「タコの山」がある公園は、市の決めた正式名とは別に「タコ山公園」「タコ公園」「タコチュー公園」などと呼ばれる事が多く、ランドマークとして近隣の住民に親しまれているようです。

6.タコ滑り台の制作会社
   前田屋外美術株式会社(現在は前田環境美術株式会社に社名変更しているようです)という、景観・公園施設関連の設計・製作・施工を行っている会社です。デザインは、彫刻家であり、現在美大教授でもある方が担当されたという話です。

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よくドラマの撮影が行われている東京の恵比寿にあるタコ滑り台です。

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色合いや形なんかがすごくオシャレです。僕の地元にはありませんでしたねぇ

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威風堂々としたギリシャ神話のトロイの木馬を彷彿とさせる厳ついアスレチックですね(笑)

 

上記しましたように、こういう公園にある遊具は、ある程度の遊び方、ルールが存在しますが自分たちの好きな様に自由に遊べるのが素晴らしいですよね。   テレビゲームもいいですが、いまの子供達にはもっともっと公園が身近な存在になってくれればと思う今日この頃です。

アルバトロデザイン 横内 康弘