はじめまして。  関西から首都東京へやってきたインターンの森です。初の仕事にブログを頼まれてドキドキしながら書いております。
今回代表より指示を受け、紹介させて頂くのは昨年東京オペラシティでも展覧会が開催され話題となったヴェルナー・パントンです。この展覧会は僕も行きたかったのですが、都合が合わず行けなかったのを今でも悔いてます。このヴェルナード・パントンの魅力の1つである色の表現は本当に見る者に新しさ、未来的、曲線美という印象を与えてくれるように感じます。そんな僕も大好きなデザイナー「ヴェルナー・パントン」を張り切って紹介させて頂きます。

1.ヴェルナー・パントン Verner Panton (1926-1998)

ヴェルナー・パントンはデンマークのガムトフテ(フュン島)に生まれ、王立美術アカデミーで建築を勉強した後、当時北欧のトップであったアルネ・ヤコブセンの建築事務所で働きました。1955年には29歳という若さでパントン自身の建築デザイン事務所を設立しました。1957年に20世紀の名建築物のひとつ「カードボードハウス」を設計しました。スイスに移住後は国にとらわれない、世界に向けた活躍を始め、現在もフリッツ・ハンセン、ルイス・ポールセン、トーネット、ハーマンミラー、そしてヴィトラといった名だたるプロダクションで数多くのデザインを残し、現在も生産され続けているものも多いです。

「私の仕事の主たる目的は、人々にもっとイマジネーションを行使するよう強いることなのだ。人々の多くは、グレーとベージュで味気ない日々をおくり、色を使うことを死ぬほど恐れている。ライティング、カラー、テキスタイル、家具、そして最新のテクノロジーを使った実験で、わたしは新しい方法を示したい。人々がファンタジーとイマジネイションを使い、生活環境をもっとエキサイティングなものにするうよう、励ましたい。」とヴァーナー・パントンは語っています。言葉通り彼の創り出すものは人々に強いインパクトを残しています。

2.パントンチェアー!

彼自身の名を冠した「パントンチェア」は1967年に発表されるやいなや、世界中で絶賛を受けました。プラスチックの一体成型という画期的なアイデアは、可塑性の素材でなければ成しえない流れるような究極のフォルムを持ち、時代時代でもっとも優れた素材を用いるという彼のアイデアのもと、今もパントンチェアは新しい素材をもって生まれ変わり続けています。

パントンは、木を使った北欧の伝統的な技法を嫌い、デザイナーを束縛せず、安く生産できるプラスティック素材に魅了されていきました。1968年にはケルン家具博覧会においてバイヤ-船上で「ヴィジオ-ナ」を展示したりもしました。それ以外にもMira-x社のテキスタイルデザイン、ルイス・ポールセン社の照明など数々の作品を世に送り出し、世を去る1998年まで精力的にデザイン活動を行ないました。独特の色彩構成、近未来的なデザインは1960年〜1970年のデザイン界に大きな影響を与え今なお多くの人を魅了し続けています。

3.未来系?POP系?いえいえ、パントン系です。

ヴェルナー・パントンは家具や照明をデザインしていただけではありません。 彼の作品がその空間にあるだけでその場が彼の作り出す空間になり、世界になるように僕は感じます。 時に未来の世界を覗いた様な、時にキラキラとしたアメリカンのコミックの様な、またまたある時はセクシーかつ大人な空間をも作り出す空間デザインを行なっているように思います。一貫して感じるプラスチックの質感と曲線からもその印象が強く感じられます。

この写真から僕は1960年代から活躍したイギリスのモデルTwiggyを思い出しました。Twiggyもモデルとして新しい時代を感じさせる存在だったという点から似た空気を持っているのかもしれませんね。

3.まとめ

最後になりましたが少ない写真ながらヴェルナー・パントンの世界を楽しんで頂けたでしょうか。

改めて調べると彼の作品は時代などに流される事無く自分の作風を追求した結果、現在でも長く多くの人に愛される作品を生み出しています。只明るく、POPなだけではなく、色々ない人に使われ、触れる事でまた違った一面が見れる作品を生み出す事の出来るデザイナーだと思います。

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